WindowsXPで複数のバージョンのMySQLを共存させる

普段開発はWindows運用はLinuxという環境で開発しているのですが
最近、開発中のシステムはMySQL4.1
以前に開発したシステムはMySQL4.0
しかも、以前のシステムをカスタマイズする必要が生じてしまい
両方のバージョンのMySQLを稼動しながら開発しなければならなくなってしまいました。
VMWareで複数のLinuxを動かして、、、とも考えたのですが、
いちいちVMWareLinuxを起動するのがめんどくさくて
単一のWindows上で複数のMySQLを入れてみることにしました。
インストールした手順は以下のとおり。
といっても特別なことはしていなくて、単にサービス名とポートを分けただけですが...

インストールする環境

OS:WindowsXP Home SP2
CPU:Pen4
Mem:1GB

MySQL4.0

まずはMySQL4.0をインストールします。
4.0はポート番号3306(特に何も設定しなければこうなるはずです)

  1. ここからインストーラーが含まれている「mysql-4.0.26-win32.zip」をダウンロード。
  2. 「Typical」を選択してインストール
  3. 起動

インストールディレクトリ\binの中にある「winmysqladmin.exe」を実行
サービス名MySqlでサービスに登録されます。

MySQL4.1

そしてMySQL4.1をインストールします。

  1. ここから「mysql-4.1.21-win32.zip」ダウンロード
  2. これまた「Typical」を選択してインストール
  3. 設定

インストールが終わると表示される画面の「Configure the MySQL Server now」にチェックを入れて「Finish」
すると、Configration Wizardが起動しますので環境に合わせて設定
「Please set the networking options.」のときに「Port Number」を3307等(これは他のサービスと重複しなければ何でもかまいません)に指定
さらに「Please set the WIndows option.」にきたら「Service Name」の選択項目から「MySQL41」を選択
後はrootのパスワードなどを設定して完了

MySQL5.0

さらに勢い(調子)にのってMySQL5.0も入れちゃいます。
ここから「mysql-5.0.27-win32.zip」をダウンロード。
最近「MySQL Community Server」と「MySQL Enterprise」にわかれました
違いはここをご覧ください。
※インストール方法は4.1とほぼ同じでポート番号とサービス名を変更するだけです。
ポート番号:3308
サービス名:MySQL5
としました。

動作確認*1

コマンドプロントで下記の方法でポートを指定し3306(この場合はポートを指定しなくてもよい)3307,3308に接続できれば
成功です。

mysql -uroot -p -P3307

*1:クライアントがあるディレクトリにパスが通っている必要があります。